1泊2日

比叡山延暦寺から琵琶湖へ|歴史と自然、美食と癒しを満喫する2日間の旅

marukototamago

📅 訪問日:2024年9月中旬

世界遺産めぐりが大好きな私・まる子。今回は 天台宗の総本山でユネスコ世界文化遺産 にも登録されている「比叡山 延暦寺」へ行ってきました!
歴史はちょっと苦手ですが…とりあえず行ってみたら大感動!さらに琵琶湖ホテルでの贅沢ステイや彦根城での出会いもあり、盛りだくさんの旅になりました。


スポンサーリンク

1日目|雨に霞む比叡山延暦寺

延暦寺ってどんなところ?

  • 写真1
  • 写真2

1日券

「延暦寺」とは、比叡山の山内(なんと1700ヘクタール!)に点在する約100のお堂の総称。
ひとつの建物が「延暦寺」ではなく、いくつものエリアに分かれています。

今回は車で比叡山頂バス停まで行き、便利な バス一日券 を購入して巡ることにしました。


東塔地域|根本中堂と大黒堂、文殊楼

最初に訪れたのは東塔地域。雨に煙る中、厳かな鐘の音が響き、なんとも荘厳な雰囲気に。

  • 根本中堂(総本堂)
     2016年から大改修中で外観は足場に覆われていましたが、中へ拝観可能。伝教大師・最澄が刻んだと伝わる秘仏「薬師如来」、そして1200年以上燃え続ける「不滅の法灯」に感動…。
  • 大黒堂
     三面大黒天が祀られており、「出世大黒天」とも呼ばれるご利益スポット。商売繁盛や五穀豊穣を願う人におすすめ。
  • 文殊楼
     延暦寺の総門の役割を持つ二重門建築。急な階段は大変ですが、文殊菩薩像にお参りできます。

※阿弥陀堂や東塔を見逃してしまったのは今回の失敗ポイント…。次回は必ず!

  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4

西塔地域|静寂に包まれた釈迦堂

巡回バスで西塔へ。常行堂と法華堂を抜けて釈迦堂へ。
織田信長の焼き討ち後、豊臣秀吉により三井寺から移築された建物で、境内最古の建築物です。

内陣にはろうそくが灯され、ほのかな明かりに四天王像が浮かび上がる幻想的な空間…。特別拝観で釈迦如来像を目にすることもできました。

これとは別に天台宗の開祖、最澄がみずから彫ったと伝わる本尊の「釈迦如来像」も、ふだんは閉まっている3重の扉がすべて開かれ、特別に拝むことができます。
壁にはプロジェクションマッピングによる幻想的な映像が映し出され、壁の前に置かれたオブジェに息を吹きかけると綿毛が飛び散ってタンポポが花開くというデジタルアートが用意されていました。(現在はサイトよりご確認ください)

  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4

横川地域|横川中堂と元三大師堂

最後は横川へ。

  • 横川中堂:横川の中心となる大堂で、848年に根本観音堂として創建、本尊には、聖観音菩薩がまつられています。信長の焼討ちや雷火などで焼失しましたが、昭和46年に再建されました。舞台造りと鮮やかな朱塗りの建物が印象的です。
  • 元三大師堂:比叡山中興の祖・元三慈恵大師の住居跡。四季ごとに法華経が論議されたことから四季講堂とも呼ばれます。「おみくじ」発祥の地。
  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4

比叡山峰道レストランでランチ

ここで腹ごしらえ。いただいたのは人気No.1の 平和丼セット
ごま豆腐や湯葉を使った体にやさしいあんかけ丼と山菜そば。窓側の席を案内していただきましたが、あいにくの雨・・・と思っていたら、みるみる雨雲が晴れ、窓から琵琶湖が見えるサプライズ。とってもラッキーでした♪

  • 写真1
  • 写真2

琵琶湖ホテル宿泊|プレミア・ラグジュアリーフロア「Aqua」

今回の宿泊は、琵琶湖ホテルの最上層に位置する プレミア・ラグジュアリーフロア「Aqua」
ここはラウンジが利用できる特別フロアで、チェックインからチェックアウトまで上質な時間を過ごすことができます。

チェックインから特別感

到着すると、まずは ウェルカムドリンクとスイーツ
さらに3種類から選べるアロマディフューザーを貸していただけるサービスもあり、好みの香りに包まれてリラックスできました。

  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4

お部屋はブルーを基調としたインテリアで、清潔感とリゾート感が両立。窓からはもちろん琵琶湖ビュー!まさに「湖畔に浮かぶリゾートホテル」といった雰囲気です。


クラブラウンジで過ごす贅沢時間

このフロアの最大の魅力は、やっぱり クラブラウンジ
1日を通して時間帯ごとに提供されるフードやドリンクを楽しめるので、ホテルの中だけで贅沢なグルメ体験ができます。

今回の滞在の楽しみの1つでもあるラウンジでのティータイムお重のスイーツ早速堪能しにラウンジへ。

  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4
  • 朝食(7:30〜)
     釜で炊いたふっくらご飯、滋賀の食材を活かしたおかず。レストラン利用よりも落ち着いた雰囲気でいただけるのが嬉しいポイント。
  • モーニングスナック(10:30〜)
     ちょっと小腹が空いた頃に軽めのスナック。のんびり読書や湖を眺めながら過ごすのに最適です。
  • ティータイム(15:00〜)
     名物の「スイーツのお重」!小ぶりのスイーツやミニバーガーなど、見た目も華やかでワクワク感満載。これを目当てに泊まる人も多いそうです。
  • オードブル(17:00〜)
     夕食前にぴったりの軽食とワイン。大人の時間を楽しめます。
  • ナイトキャップ(20:00〜)
     夜はカクテルやお酒を片手にしっとり。ライトアップされた琵琶湖や船を眺めながら、旅の余韻を味わいました。

「外で食事しなくても、ここで1日過ごせば十分満足できる!」と感じるくらい充実していました。


湖畔の絶景とライトアップ

ホテルの目の前は大津港。
夜には びわこ花噴水 が色鮮やかにライトアップされ、部屋の窓からでも鑑賞できます。全長440m、高さ40mの噴水は世界最大級で、幻想的な光景に感動しました。

また、日中は琵琶湖を一望できる絶景。タイミングが合えばミシガンクルーズ船が出航する姿も見られます。

  • 写真1
  • 写真2

朝ごはんと蝋緘(ろうかん)作り

翌朝は、クラブラウンジでの朝食からスタート。
炊き立ての釜炊きご飯や滋賀の食材を使ったおかずが並び、体に優しい朝ごはん。しっかりエネルギーチャージできました。

チェックアウトまでの時間には、館内のショップを覗いたり、ラウンジで 蝋緘(ろうかん)作り体験 に挑戦。
封筒やカードを封じるときに使う蝋のシールで、自分の印章を押すように作れるので、とても楽しい記念になりました。

  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4

琵琶湖ホテル総評

「ホテル滞在そのものが旅の目的になる」――そんな言葉がぴったりの琵琶湖ホテル。
サービスのきめ細やかさ、食の充実度、そして琵琶湖を望む最高のロケーション。どれをとっても大満足でした。

2日目|日吉大社と彦根城へ

日吉大社

比叡山の麓に鎮座する全国3800社の日吉・日枝・山王神社の総本宮。
西本宮と東本宮を中心とする広大な境内には、常に清らかな水音が響いており、その大部分が国の史跡に指定されています。
国宝や重要文化財に囲まれた広大な境内は、清らかな水音とともに心が洗われるようでし

  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4

彦根城とひこにゃん

次に訪れたのは 国宝・彦根城。江戸時代の姿を最も良く残すといわれる名城です。

彦根城は慶長9年(1604)に工事が始まり、約20年かけて完成した近世城郭です。かつての彦根城は、三重の堀・人工河川(現・芹川)や城下町を含む大城郭でした。その中で、中堀より内側の範囲は、石垣で構成された城郭平面構造が極めて良好な形で残っていることから、昭和26年に国の「史跡」、同31年には「特別史跡」に指定されており、国民共有の財産として大切に守られています。
彦根城は、城全体の保存状態が最も良く、江戸時代の 政治体制をあらわす「代表例」といわれています。

  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4
  • 美しい3重3階の天守
  • 花頭窓や唐破風など、外観の変化に富んだデザイン
  • 庭園「玄宮園」での優雅なひととき

玄宮園は、江戸時代には「槻之御庭」と呼ばれていました。隣接する楽々園は槻御殿と呼ばれ、延宝5年(1677年)、4代藩主井伊直興により造営が始まり、同7年に完成したと伝えられ、昭和26年には国の名勝に指定されています、広大な池水を中心に、池中の島や入江に架かる9つの橋などにより、変化に富んだ回遊式庭園となっています。

  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4

彦根城付近を一回り終了し博物館付近へ着いたところ人だかりが・・・

ひこにゃん 登場!でした。
ピシッと気を付けをして集まっている人に丁寧お辞儀している姿がかわいすぎて、思わず大興奮してしまいました。

※ひこにゃんの登場時間は日によって違うので、当日調べるのがおすすめです。

  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4

まとめ|大満足の2日間

荘厳な延暦寺、ホスピタリティにあふれる琵琶湖ホテル、そしてかわいいひこにゃん。
歴史・自然・美食・癒しをすべて堪能できた大満足の旅となりました。

また訪れたい、そんな気持ちにさせてくれる滋賀の旅。皆さんもぜひ足を運んでみてください♪

スポンサーリンク
ABOUT ME
まる子
まる子
超初心者ブロガー・会社員
三人の子どもを育て上げた後、限られた休日を大切にしながら旅を楽しむ会社員です。
おひとり様で計画した自由な旅から、娘との女子旅、家族旅行まで、国内各地を巡ってきました。
旅のスタイルは、その時の気分や季節に合わせて。
平日の夜はテニスやピラティスで体を動かし、週末や連休には心をリフレッシュする旅へ。
ブログでは、実際に訪れた観光スポットやグルメ情報、旅の行程や費用感も含めて、等身大の旅行記を綴っています。
あなたの次の旅計画の参考になれば嬉しいです。
記事URLをコピーしました