平日は帰りが遅いため、生協の宅配サービスを10年以上利用しています。これまでトラブルはほとんど無く、毎週の配達は生活の助けになっていました。ところが先日、初めて「商品がまるごと入れ違う」出来事が起こり、ちょっと釈然としない気持ちが残りました。

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届いたのは見覚えのない冷蔵品

注文していた冷蔵品のうちいくつかが見慣れないものに入れ替わって届きました。最初は自分の注文ミスかと思い、伝票とスマホの履歴を確認しましたが、内容が一致しません。どうやら冷蔵品が入った発泡スチロールの箱ごと、別の方の分と入れ替わってしまったようでした。

生協の対応は丁寧。だけど相手からは連絡なし

夜にメールで連絡したところ、翌朝には生協の担当者から折り返しがあり、対応は誠実でスムーズでした。ですが、担当の方からの聞き取りでは、入れ違った相手(恐らくご近所の方)からは何の連絡もないとのこと。生協側も困惑していて、「相手からの連絡がないとこちらも対応しにくい」という説明でした。

正直な気持ちを素直に書くと…

今回の件で、まずは生協を責めるつもりはありません。誰にでもミスはあるし、長年の利用の中で今回のような対応がすぐにあったことには感謝しています。

でも、ひとつどうしても引っかかるのは、届いた商品が自分の注文と明らかに違うのに、相手(ご近所の方)から一言も連絡がないという点です。私がそう感じるのは、届いた商品の価値が自分の注文より明らかに良さそうに見えたからではないか──と、一瞬そんな考えがよぎってしまった自分の心の狭さを自覚しました。要するに、

「届いた商品の金額が自分の購入額より高いから?って思うのは私の心がすさんでる?」

と自問自答したのです。正直に言えば、いくらか得をしたように見える品が届いているとしたら、連絡をためらう心理が働くのかもしれません。でも、それはやはり良くないことだと思いますし、今回の沈黙はとても残念に感じました。

結局の経緯

最終的に私の注文は返品扱いとなり、差額の問題は生協が対応してくれました。私は金銭的な損得よりも、

  • 「間違いが起きたときに誠実に連絡を取る」
  • 「ひと言の対応が事態をシンプルにする」

という当たり前のことが守られなかったことに、モヤモヤが残っています。

最後に:小さな出来事が教えてくれたこと

今回の経験で改めて思ったのは、「対応の早さ」よりも「人の姿勢」が印象に残るということ。生協の対応には感謝していますが、ご近所の方の沈黙には少しがっかりしました。

日常の些細な出来事でも、誠実さは信頼を保つために大切だと感じます。もし自分が同じ立場だったら、きっとすぐに連絡を入れるだろう——そんな当たり前のことを、今回のことで再確認しました。

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