1泊2日

水上温泉~雨の土合駅から谷川岳の絶景

marukototamago

一般的な夏季休業(盆休み)に1泊2日車で行ける近場で綺麗な景色を見て温泉でのんびりしたくて今回は『水上温泉』を選択しました。

1日目:出発~水上温泉

水上温泉へドライブ旅の始まり

あいにくの雨模様の朝、7時頃に出発。
お盆休み中ということで渋滞を心配しましたが、関越道は思いのほか順調で、予定通り11時頃には水上駅付近に到着しました。

宿の場所を事前に確認。朝食は軽めだったので、まずは腹ごしらえをすることに。

そば処「角弥」さんへ

新潟県が近いせいか、この辺りはマイタケがおすすめとのこと。そこで、宿近くにある評判のお蕎麦屋さん 「そば処 角弥」さん(11時開店)へ伺いました。

注文したのは二人揃って「天せいろ」。
マイタケの天ぷらを期待していたのですがセットにはなく、追加で1人前を注文しました。

天せいろ

「二人前にすればよかったかな?」と思ったのですが、運ばれてきたお皿には盛りだくさんのマイタケの天ぷら!結果的に1人前で十分でした(笑)。

大人気のお店

夢中で食べてしまい、気づいたら写真を撮り忘れるほどの美味しさ。
開店直後、3組目で入店できましたが、その後すぐに団体のお客様が入り、店内はあっという間に満席に。次々と訪れるお客さんを、店主さんが残念そうにお断りしていました。

本当にギリギリで入れてラッキー!
グーグルの評価が高いのも納得のお店でした。

日本一のモグラ駅「土合駅」へ

腹ごしらえのあとは、日本一の“モグラ駅”として有名な 土合駅 へ。

モグラ駅

駅前は無料の砂利スペースがあり、車を停めていざ構内へ。電車に乗らない方は改札も無料、そしてもちろん無人駅です。

ホームまで10分の道のり

下りホームを選択。案内板には「ホームまで10分」との表示が…。これは駆け込み乗車なんて到底できませんね(笑)。

ひたすら下りの階段が続きますが、下りは楽ちん。
やっとたどり着いたホームはひんやりとした空気が流れ、汗ばんだ体に心地よいクールダウンになりました。

  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4

ホームの一角ではビールが熟成されていて、なるほど一年を通じて温度が一定な環境はまさに適所。毎年秋にはイベントも行われるそうです。

地獄の上り階段、462段!

土合駅看板

さて、帰りは当然ながら上り。待ち受けていたのは 462段の階段
途中には休憩用のベンチも設置されていますが、それも納得のハードさです。

息を切らしながら何とか改札まで到着。足はパンパンで「これは確実に筋肉痛だな…」と覚悟しました。

土合駅にあるもの・ないもの

無人駅なので、改札を出ても土産物屋などは一切なし。
駐車場の前にカフェが1件あります。改札から階段へ向かう途中の脇道にもカフェらしき建物がありましたが、こちらは営業していない様子でした。

観光地として有名になりつつある土合駅ですが、訪れる際は 飲み物や軽食は事前に準備しておくのがおすすめ です。

水上で人気のスイーツ「大とろ牛乳」

水上温泉エリアでぜひ立ち寄りたいスイーツが、話題の 「大とろ牛乳」
群馬県産のパスチャライズド牛乳にコラーゲンを加え、半分凍ったシャリっとした食感が楽しい新感覚の牛乳スイーツです。

トッピングも色々選べるのですが、この日は大人気の「いちご」がすでに売り切れ…。
代わりに選んだ クランチチョコブルーベリー の組み合わせが大正解!
濃厚なのに後味さっぱりで、ついついもう一口…と手が止まりませんでした。

大とろ牛乳

水上観光のおやつにぴったりの一品。
ぜひ一度ご賞味あれ!

水上温泉 ホテル聚楽さんへ宿泊

ロビー

今回の宿は ホテル聚楽さん
ここは「フリーフロー」がテーマで、滞在中はラウンジやダイニングでアルコールを含むドリンクが飲み放題!ちょっとしたおつまみも用意されていて、お酒好きの私にとってはたまらないサービスです。

チェックイン後の楽しみ

チェックインを済ませ、さっそく7階のダイニングへ。
ビールとおつまみをいただき、デザートに抹茶アイスまで堪能しました。

ラウンジ

その後は温泉へ。
ホテル聚楽さんのお風呂は、日付が変わるタイミングで男女が入れ替わるシステム。最初に入った女性用は1階にあり、入口も脱衣所も2か所に分かれ、それぞれ別の大浴場が楽しめます。

宿泊者は多かったはずですが、ラウンジ・ダイニング・温泉に分散するためか、お風呂は意外と混雑せず、ゆったり浸かれました。
脱衣所には無料で使えるマッサージチェアが2台あり、これも嬉しいポイントです。

ワクワクの夕食バイキング

夕食時間はチェックイン時に「前半」か「後半」を選択。
ラウンジでお菓子をいただいていたこともあり、今回は後半をチョイスしました。

「やっぱり部屋食がいいな~」と最初は思っていましたが、ダイニングに入ってびっくり!
バイキングはほとんどがライブキッチン形式で、席に案内されるときからワクワクが止まりません。

この日の限定メニューは「アユの塩焼き」。
ほかにも美味しそうな料理がずらりと並び、ついつい取りすぎてしまいました。気づけば久しぶりにお腹がはちきれそうになるまで堪能。お酒好きの私が、お酒を飲むのを忘れるほど食べてしまったほどです。

  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4

大満足の一日

フリーフローのおもてなしに始まり、快適な温泉、そして豪華な夕食バイキング。
ホテル聚楽さんでの滞在は、期待以上に大満足の時間となりました。

2日目は快晴!谷川岳と一ノ倉沢へ

旅の2日目は天気にも恵まれ、まさに観光日和。
朝食バイキングはライブキッチンが並び、大勢の宿泊客でとても賑やかでした。

メニューが豊富で目移りしましたが、サンドイッチやオムレツなどを厳選していただきます。聚楽さんはホテル内にパン屋さんもあるんです!もちろん朝ごはんは焼き立てパンもたくさん並んでおりました。
とにかく、ここはお食事が最高!「この時だけ大食いになれたらなぁ…」なんて思ってしまいました。それにしても茶色ばかり・・・(野菜も食べようね!)

  • 写真1
  • 写真2

しっかり朝のパワーもチャージできたところで――
いよいよ今回のメイン、 谷川岳と一ノ倉沢 へ出発です!

ロープウェイのチケットはホテルでお得に購入

旅行2週間前にアプリでチケット(3500円)を買っていたのですが、聚楽さんの公式サイトで「フロント購入なら700円引き」と知り、急きょキャンセル。
当日の朝にホテルのフロントで ロープウェイ+リフト券(2,800円) を購入しました。

チェックアウトもスムーズで、夕食時のドリンクもフリーフローのおかげで追加料金なし!最後まで至れり尽くせりのサービスに感謝です。

谷川岳ロープウェイからリフトへ

最初の目的地は 谷川岳ロープウェイ
建物下の駐車場(500円)に車を停め、6階のチケット売り場へ。すでに行列でしたが、前もってフロントで購入していたので大正解!
10分ほど並んでロープウェイに乗り込み、全員座れる快適な空間で出発。

終点から今度はリフトでさらに上を目指します。
鶯のさえずりと共に、揺れるリフトに身を任せてのんびり。標高が高いため気温も心地よく、途中では「ぐんまちゃん」がリフトに腰掛けてシャボン玉を飛ばしている演出も!まさに癒しのひとときでした。

  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4

一ノ倉沢へ電気バスで移動

次の目的地は 一ノ倉沢
ロープウェイ乗り場の近くにある 谷川岳山岳資料館 で電気バスのチケットを購入(片道500円)。
本数は1時間に1本で、人数制限もあるので要注意。幸運にも20分後出発の便に乗ることができました。

一ノ倉沢のバス停付近には「風穴」があるようで、ところどころの壁から冷風がエアコンのように吹き出していてびっくり!
そしていよいよ一ノ倉沢の絶景へ――。残雪の残る絶壁は迫力満点で、ただただ感動の一言です。

  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4

帰りは徒歩でのんびり

当初は帰りもバスの予定でしたが、景色をもっと楽しみたい気持ちが勝り、歩いて戻ることに。
写真を撮ったりおしゃべりしたりしながら、約1時間で谷川岳ロープウェイへ到着。自然の中を歩くのはやっぱり気持ちいいですね。

ランチはドライブインで

お腹が空いたので、近くのドライブインで昼食。
13時半頃でも団体客で賑わっていました。注文したのは 天ざるうどんカレーライス
天ざるには嬉しいことにマイタケの天ぷらが!さらにドリンクにはお菓子も付いていて、ちょっと得した気分になりました。

  • 写真1
  • 写真2
スポンサーリンク

旅の終わりに

こうして水上2日間の旅は終了。
大自然の絶景、癒しの温泉、美味しい食事に恵まれ、大満足の旅となりました。

「また季節を変えて訪れたい」――そんな気持ちにさせてくれる素晴らしい旅行でした。

ABOUT ME
まる子
まる子
超初心者ブロガー・会社員
三人の子どもを育て上げた後、限られた休日を大切にしながら旅を楽しむ会社員です。
おひとり様で計画した自由な旅から、娘との女子旅、家族旅行まで、国内各地を巡ってきました。
旅のスタイルは、その時の気分や季節に合わせて。
平日の夜はテニスやピラティスで体を動かし、週末や連休には心をリフレッシュする旅へ。
ブログでは、実際に訪れた観光スポットやグルメ情報、旅の行程や費用感も含めて、等身大の旅行記を綴っています。
あなたの次の旅計画の参考になれば嬉しいです。
記事URLをコピーしました